モチベーションが上がらない、行動が苦手
ビジネスは行動をすることでしか結果は得られません。
行動しない限り絶対に成果出ませんし、失敗することさえもできません。
何か目標があるのならば行動することは絶対に必要ですが、
「そもそも一歩踏み出すことができない」
「一歩踏み出してもなかなか続かない」
「モチベーションが上がらない」
というように行動が苦手な方は少なく無いと思います。
「行動できないこと」のための対策として、僕は3つの考え方を紹介します。
1、行動の重要性を認識するための材料を集める
そもそも「行動することの重要性」を認識することが、行動することの原動力になると僕は考えています。
「行動することが大切なんてことは、言われなくてもわかってる」という声が聞こえてしまいそうですが、それでも行動ができないということは、まだそれは自分自身にとって「行動の重要性の認識が弱い」と考えることもできるはずです。
この重要性の認識のラインは、おそらく個人によって感覚が違うと僕は考えているのですが(リスクに対する価値観の違いだと思います)、行動することの重要性をより強く認識することで行動力は自ずと高まっていくと思うのです。
つまり、行動の原動力そのものを高めたいのであれば、今よりも更に行動することの重要性を強く認識していけば良いということです。
具体的には、行動が重要であることの根拠を調べる、あるいは考えることによって、たくさんの「証拠」として集めていけば良いと思います。
たとえばビジネスにおいてであれば、行動することによってでしか結果は得られないのですから、行動が無ければお金は絶対に得ることができません。
他にも、特に「スキル」に関しては、意識的にできることの繰り返しを行うことでしか身に付いていきません。
たとえば箸の持ち方や自転車の乗り方などは、どれだけ頭で考えてみたとしても実践(行動)を繰り返さなければ修得することはできません。
よって、行動することが重要であることがわかります。
このように、行動することが重要であることの材料のひとつひとつを集めていけば良いのです。
きっと強く「行動が大切だ」と考えることが、行動の原動力になっていきます。
2、継続できる行動を選択してみる
続いての考え方は、行動が続かない場合の対策です。
たとえば筋肉を付けたいという場合、初心者から中級者になるにつれて徐々にトレーニングの際の重りを増やしていきます。
もし筋トレの初心者がボディービルダーと同じメニューをこなそうと無理をすれば、まず筋力が違うので同じことは絶対にできませんし、たとえ一日できたとしても続くことはありません。
自分にとって最適なレベルの行動になっているかどうかどうか、継続することができるレベルの行動になっているかを考える必要があります。
これは決して根性論ではありません。
一日は24時間しかないのですから、ビジネスでは一日だけを全力で頑張れる力よりも、継続して積み上げられる力の方が成果に繋がっていく力なのです。
他人と今の自分を比較してはいけません。
自分が継続できる行動を選んで、徐々に自分が「継続できること」のレベルを高めていけば良いのです。
筋トレと同じく、あまりにも負荷が低い行動を続けてもいつまで経っても次のレベルにはいけません。
目安は「1年間継続できる行動」を選ぶくらいが丁度良いのではないでしょうか。
3、小さな行動の積み重ねでしか大きな成果は得られないと知る
「小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。」
これはメジャーリーガー「イチロー」の言葉です。
これは真理を付いた名言では無いでしょうか。
先ほども触れましたが、特にビジネスで大きな結果を出したいと考えたとき、決して2~3日などの短期間で大きな変化を生み出すことはできないと僕は考えています。
イチローの4000本のヒットは、一日では物理的に打つことができません。
継続したからこそ、到達できた数字なのです。
大きな成果のためには、行動は継続してはじめて意味があると考えるべきだと思います。
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